【新型コロナ】COCOA開発のパーソルが開発費を1200万円返納!元の開発費はいくら?そもそもパーソルの過去のトラブルは?

リリース後トラブルが絶えない新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」ですが、ついに開発を請け負ったパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(通称パーソル)が開発費用の一部を返納する事を決めました。

不具合の話題しか聞かないCOCOAですが、一体どのような企業なのでしょうか。

今回はCOCOAの開発に関わる問題と、開発に関わったパーソルという企業についてお話しします。

COCOAの開発費は3億9000万円で受諾、返納が1200万円なのはなぜ?

コロナウイルスの「切り札笑)」のCOCOAですが、開発費用として厚労省から開発受注を受けた企業に渡った費用は3億9000万円です。

情報元:東京新聞

しかし、今回受注企業から返納された費用は約1200万円でほぼ1/33程の費用ですが、残りの費用はどこへ行ったのでしょうかと思う人も多いんじゃないでしょうか。

結論としては、残りの約3億6800万円は更に下請けの3社へ再委託という形で渡っています。

再委託先3社と比率
  • 日本マイクロソフト社:8416万円
  • エムディーアイ:1億9093万円
  • フィクサー:9333万円

・・・いや、それでも更に1000万円が残るはずですがどこに行ったんでしょうね(笑?

その辺りの分からない事はさて置いて、3億9000万もの金額の案件を委託受注しておいて1200万しか返納しないのは、1200万ほどしか手元に残っていないからなのでしょう。

再委託した先から、委託金を回収するわけにもいかないですからね。

パーソル、業務の委託比率を違反している問題

さて、COCOAが不具合だらけなのはCOCOAリリース当初から現在に至るまで変わらない問題ですが、この原因は多重下請けによる情報伝達のミスがあったのだと思います。

例えば、COCOAの開発は4社で次の様に仕事が分かれています。

  1. パーソル:工程管理
  2. 日本マイクロソフト社:工程管理・技術支援
  3. エムディーアイ:保守開発
  4. フィクサー:保守・監視・HER-SYS連携開発

元受けのパーソルはなんと工程管理しか役割がありません。つまり、受注しておいて開発能力が無いという事ですね。

・・・まぁ多少はあるかもしれませんが、アプリ開発やIT技術という面では他社程は無いというのは間違いないでしょう。

ちなみにフィクサーのHER-SYS(ハーシス)は感染者情報を共有するシステムで、COCOAとは別のシステムですが、ハーシスとココアを連携を目的として参加しています。

この様に日本では元受けが下請けに業務を再委託する事は珍しくありません。

畑違いですが、東日本大震災後の原発作業員の募集は7次受けまで人集め業務を請け負った企業がある事が話題になりました。

厚労省では責任の所在が曖昧にならないように、また、役所による監督が困難になる事から再委託比率が50%を超える事を原則禁止にしています。

ココアではなんと94%程の圧倒的な比率の再委託を認めています。

比率50%超え禁止は法律ではないので、法的には問題は無い物の、結局不具合だらけのゴミアプリが出来て、まともに機能しないともなれば何の意味もないですね。

元受けのパーソルってどんな会社?過去にはトラブルもあり

パーソルはパーソルホールディングス株式会社の系列会社の一つで、パーソルの名が付く企業は多く、いちいち列挙するのが面倒くさいほど存在します。

派遣や海外事業、ITアウトソーシング、コンサルト等、事業ごとに関連企業が存在する、いわゆる大企業です。

そんな大企業が自社でアプリを開発できないというのも日本のIT技術の遅れっぷりが分かりますが、今回厚労省からCOCOAの開発を受注したパーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、ITOセグメント系の企業です。

パーソルは1998年、系列会社のパーソルテンプスタッフ株式会社が、人材派遣会社テンプスタッフだった頃に、登録している女性スタッフの容姿をランク付けしていた事が発覚しています。

参照:テンプスタッフ登録女性派遣労働者容姿ランク付名簿流出事件

これは、テンプスタッフの下請け企業が、テンプスタッフに登録している9万人にも及ぶ女性スタッフの個人情報を、インターネット上で販売していた事件です。

事件名の由来は、販売時に「全国津々浦々9万人の女性について、美人度ランキング付きのデーター売ります」というキャッチフレーズが付いていた事に由来します。

ごめん、そのままだと落とすけどどうする?で一気に有名になった佐藤さん

この画像の元ネタはHR NOTE(現在削除済み)というサイトのインタビュー記事ですが、あまりにも独善的な発言から、そして最近高校生の間で話題の「ツーブロックな髪型」のおかげで話題になりました。

話題になった当初、原文を読みましたが、字面のインパクトが強すぎて誤解されていますが、かなりまともな事を言っていた気がします。

インターネットという特殊な環境の中で、文面でしか取られなかったのが残念なところではあります。